鬼滅の刃のヒットとSONYについて

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『鬼滅の刃』第2期決定

2月14日、Ameba内の特別番組『鬼滅の刃アニメ二周年記念祭』で『鬼滅の刃 第2期 遊郭編』が発表されました。いつやるのかとどの形態でやるのかとずっと噂ばかりが先走りましたが、アニメ第2期として今年開始の予定となりました。

 もはや日本中に知らない人はいないというくらいの鬼コンテンツとなった鬼滅の刃ですが、遊廓編というのは鬼滅の刃中盤の話です。おそらく、第2期第2クールとして、刀鍛冶の里編:上弦の伍・肆(12巻 – 15巻)まで放送されるのではないかと思います、

これが終わると一気に話はスピードアップし、終幕へと向かいます。

今回のアニメとして第2期を行なったことから鬼滅の刃の企業戦略が垣間見えます。

おそらく、今後、最後の『無限城での決戦』を映画で行われるのではないかと考えられます。

ブームは1〜3年と言われているので、ここで最後まで勢いを失わずに一気に畳みかけるんじゃないかと思います。

しかし、無限城での決戦編は原作で言うと16巻〜23巻までと長期に渡ります。3部作にしても終わるのかどうか。。。

鬼滅の刃のヒットの理由

鬼滅の刃のヒットの理由はなんだったのか。

話の内容が良い。キャラクターに魅力がある。勿論そのどちらも間違いではないと思いますが、一番の勝因はマーケティングにあるのではないかと思います。

下記にあるのが発行部数です。

<鬼滅の刃の累計発行部数>(集英社による発表)

2016年1月:鬼滅の刃 第1巻発売
2017年5月:100万部(第6巻発売時)
2018年6月:250万部
2019年4月:350万部
2019年9月:1,200万部
2019年12月:2,500万部
2020年2月:4,000万部
2020年5月:6,000万部
2020年7月:8,000万部
2020年10月:1億部

この効果により口コミ的に広がったことと、昨年は更にコロナ禍で家にいる時間が増えたことでこれらの映像サービスの利用が増えたことも一因しただろう。もしアニメ化されず、ネット環境がなければここまでのヒットを生み出せなかっただろうと思います。このアニメ『鬼滅の刃』を制作してるのはアニメ制作会社『ufotable』、出版社『集英社』、そして、『アニプレックス』となってます。

アニプレックスとは何なのか。これこそ、日本のアニメ業界の今後を占う企業になり得ると考えます。

株式会社アニプレックス

株式会社アニプレックスとは何なのか。

会社のホームページを見ると事業内容の欄に以下のように書いてあります。

『アニメーションを主とした映像および音楽作品の企画製作を中心に、パッケージ商品の発売、各種作品の劇場配給・番組販売・配信、ゲームアプリやフィギュア・アパレル等の派生商品の開発、ミュージカルやイベント等のライブエンタテインメントの開催、オンライン・セレクトショップ「ANIPLEX+」の運営等、それぞれの領域でのビジネスを全世界規模で手がけています。』

 代表作品としては今回の『鬼滅の刃』の他に、『るろうに剣心』に始まり、『Fate』シリーズ、『天元突破グレンガラン』、『魔法少女まどかマギカ』などを手がけてます。(思えば、主題歌全てが良い曲の『るろうに剣心』のアーティストはジュディマリもシャムシェイドもSONYでした💦)

そして、資本構成の欄を見ると『株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント100%』と書いてある。そう、つまりソニーの子会社なのです。

今期のSONYの決算

 2021年2月3日、SONYの第3四半期の決算が発表された。結果はコンセンサスの予想を大幅に上回る結果だった。決算内容を掻い摘んで見てみる。

<SONY 2020年度 第3四半期 決算資料から>

元々、プレイステーションを初めとした、ゲーム部門やデジカメやSONYの名を世界に知らしめたウォークマンなどのエレクトロニクスプラダクト部門、またソニー生命が有名な金融部門が主な柱だった。今回、ゲーム部門ではプレーステーション5が発売され、プレーステーションプラスを中心としたネットワークサービスも増収増益であり、他の部門でも売り上げを伸ばしてます。

そして、今回大きく売り上げを伸ばしたのが音楽部門でした。

<SONY 2020年度 第3四半期 決算資料から>

上の決算資料からも分かるようにその売り上げに貢献したのが勿論『鬼滅の刃』です。この鬼コンテンツに引っ張られるように音楽分野の売り上げは大幅に増加しました。今後の見通しとして今回の決算内容よりも売り上げが低いことを予想していたが、鬼滅の刃がアニメで完結するまではこの傾向は続くのではないかと思われます。

この決算内で強調していたのが、エンターテイメント領域での戦略投資でした。昨年、12月に米国アニメ専門配信サービスCrunchyroll(200以上の国と地域で9,000万人の登録ユーザーと、300万人以上の有料会員を有す)の買収を発表し、急成長するインディーズ音楽市場における、代表的なアーティスト向け音楽制作及び配給サービス提供事業AWAL(エイワル)と、世界有数の著作隣接権管理事業 Kobalt Neighbouring Rightsの買収を発表しました。

ゲーム業界で一強だった任天堂にプレイステーションで戦いを挑み、今や世界で有数のゲーム会社にも発展したSONYは先見の明があると思います。電気自動車の噂もあるし、日本を代表するSONYからも目が離せません。

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